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発改委、8つの措置で経済の回復基調を確立
発信時間: 2009-08-26 | チャイナネット

国家発展改革委員会(発改委)の張平主任は25日、中国の経済発展は現在、安定した回復の肝心な時期に差しかかっており、気持ちを緩めると状況が悪化する可能性があるため、下半期には8つの措置を講じて回復傾向を確固として維持していく方針を明らかにした。

これは張平主任が同日、国務院の委託を受けて第11期全国人民代表大会常務委員会第10回会議に今年の国民経済と社会発展計画の実施状況について報告した際に述べたもの。

8つの措置は次の通り。

1、内需、とりわけ消費の拡大に引き続き取り組む。

自動車、家電などに関する消費刺激政策と措施の実施に引き続き力を入れ、都市部と農村部の流通ネットワークの建設を加速させ、投資による経済けん引や構造調整における重要な役割を一層強化する。

2、対外経済、特に輸出の安定化に努める。

すでに決定済みの外需安定化に関する各政策を徹底して行い、企業による輸出構造の調整と新興市場開拓の加速化を促す。

3、農業、農村経済の安定した発展を維持する。

農民に恩恵をもたらし、農業を強大化させる各政策の実施を徹底する。秋季作物の管理に力を入れ、洪水防止や干ばつ対策、病虫害の予防・駆除などの面の取り組みを強化し、穀物・食用油の豊作と高生産量を目指す。主要農産物の最低買付け価格政策の実施を徹底する。

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