中国国家発展改革委員会(発改委)、財政部と商務部の3部門は31日、『輸入奨励技術・製品目録(2009年版)』を発表した。利子補給など財政、税収面で370余種類の先進技術・コア設備と部品、12種類の重要資源性製品・原材料の輸入を奨励する。
同目録で輸入奨励する先進技術は、主に国内で掌握されていないか、あるいは国が許可・承認した重点建設プロジェクトに導入される先進技術を指している。技術導入は、買い切りやフランチャイズの方式で国外の先進技術や特許を輸入し、共同開発で独自の知的財産権を獲得、先進技術を掌握するなどの行為を指している。これらの先進技術の導入に対し、国は利子補給を行いサポートする。
輸入を奨励する重要設備は、まだ国内で独自開発できない、あるいは国民経済の各分野で差し迫って必要となる重要な設備、または国が発展を奨励している重要技術設備を生産するために必要で国内生産ができないコア部品を指している。これらの製品についても、国が利子補給を行う。
発表によると、中国が発展を奨励する重点業種は、主に『産業構造調整目録(2005年版)』の中の奨励類項目や『国務院の設備制造業振興の加速化に関する若干意見』、重点産業調整振興計画で定められた重点支援分野に含まれる業種である。国の産業政策と特定プロジェクト計画に合致する投資類プロジェクトにおける生産設備、部品(免税措置不適用製品目録中の製品を除く)の輸入に対して、利子補給を行い支援する。関連設備や部品は多いため、これらの設備と部品への利子補給は、奨励類投資プロジェクトの輸入設備の減免税管理方式を参考にし管理する。
「チャイナネット」 2009年9月1日 |