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オフシーズンなし 中国の国産車販売が好調
発信時間: 2009-09-08 | チャイナネット

新エネルギー車を次々に打ち出すBYD社の積極性は賞賛に値する。だがBYD社の王伝福・主席には懸念もある。電動車の発展の困難はコストが高いところにある。「F3DM」と一般の「F3」との価格の差は8万元に達する。

王主席によると、コストがなかなか下がらず政府の支援もない現状が続けば、完全電動車や充電式ハイブリッド車の発展がストップする可能性がある。電動車の普及を速めるためには、政府が大きな役割を果たし、購入者の負担を下げ、特に個人消費者のコストを下げる必要がある。

中国科技部の万鋼・部長は、6日に終了した「2009中国自動車産業発展国際フォーラム」の席上、「投資を引き続き拡大し、電動車を代表とする新エネルギー車の研究・開発・市場化を大きく支援していく必要がある。また消費者の購入力が限られており、企業が事前開発で大きなコストを払っていることを考慮すれば、政府が補助金を支給してこの均衡をはかることも検討しなければならない」と発言している。

「人民網日本語版」2009年9月8日

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