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呉邦国委員長:中米経済貿易協力の将来性が大きい
発信時間: 2009-09-09 | チャイナネット

 

アメリカを訪問している中国全国人民代表大会常務委員会の呉邦国委員長は8日、フェニックスで開かれた中米経済貿易協力フォーラムで講演を行った。

呉邦国委員長は「中米間の経済協力の将来性は非常に明るい」とした上で、金融危機の下に双方が自由貿易の原則を堅持し、いかなる保護貿易主義をも防止する必要性を強調した。

呉邦国委員長はその際「中米間の経済貿易協力の大勢は変わることはない。両国が実施している経済刺激計画は新しい協力のチャンスをもたらし、両国の経済構造調整戦略は新しい協力分野を開拓していくだろう。両国の企業は共同研究開発やモデルプロジェクトの実施、それに相互の投資拡大などを通じて新しい協力分野を切り開くことを期待している」と述べた。

呉邦国委員長はまた「双方の戦略経済対話などメカニズムの役割を充分に果たし、協力過程で見られた問題を適時に解決して、両国の経済貿易活動、特に企業間の協力により良い環境を作り上げる必要がある」と述べた。

このフォーラムには中米両国の商務部門の責任者や両国の企業家など1000人あまりが出席したが、フォーラムの開幕までに、両国企業と関係各方面が調印した投資・経済技術協力に関する文書の数は41に達した。

「中国国際放送局 日本語部」2009年9月9日

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