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中国、反核テロと原子力発電で見解を表明
発信時間: 2009-09-10 | チャイナネット

 IAEA・国際原子力機構理事会会議が7日からウィーンで開かれている。会議に出席した中国代表が核拡散防止と原子力発電について中国政府の立場を示し、参加国から注目を浴びている。

 IAEA国際原子力機関の胡小笛中国常駐代表が7日会議で、朝鮮とイランの核問題について中国政府の立場を示した。その後、中国原子力開発機構のシステム運営を担当する董保同局長も会議で2度発言し、反核テロと原子力発電の技術強化などについて、中国の態度を明らかにした。

 董保同氏は、反核テロについての議論の場で発言し、「中国は、IAEAが核拡散防止に尽くした努力を評価すると共に、IAEAが展開する核拡散防止活動に積極的に参与していきたい」と述べた。

 原子力発電の技術運用強化の議論の場で、董保同氏は再び発言し、「世界各国が再び原子力発電の運用に力を入れるようになる中、中国も原子力発電所の建設を進めている」と述べた。

「中国国際放送局 日本語部」2009年9月10日

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