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バランス・融合・エコ、アジア経済の新モデル
発信時間: 2009-09-14 | チャイナネット

エコ:省エネ産業が新たな成長点に

世界経済フォーラム報告では、一部のアジア産業は今回の国際金融危機後に競争力をつけると見られている。中でもクリーンエネルギー産業は最も競争力をつけるという。アジアはすでに太陽エネルギーと電池技術において世界をリードしており、政府の支援拡大によりその立場はより強固される見通し。

「中国はエコ産業の技術と政策を優先して進める必要があることははっきりしている。中国のエコエネルギーはわずか2~3%に過ぎず、今後は原子力発電と風力発電、電気自動車とガソリン・ガス両用の自動車の発展に力を入れ、ごみ処理問題を解決する」と、趙啓正氏は話す。

「エコ経済の発展はやり遂げなければならない任務である。ベトナムは省エネ・排出削減の国際基準を守り、全てのプロジェクトに対し環境効果面の評価と研究を行い、2015年までに再生可能エネルギーが総供給量の5~8%に達するよう目指していく」とホアン・チュン・ハイ副総理は述べた。

キアット・シティアモン商務大臣はこう話す。エコ産業は環境効果をもたらすだけでなく、経済効果ももたらす。エコ技術はもともとコストネックではなく、就業機会をもたらす産業である。アジアはエコ地域に変わる必要がある。

「チャイナネット」 2009年9月14日

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