中国は、ラオスから受注した衛星「ラオス1号星」を打ち上げることが26日までにわかった。ナイジェリアとベネズエラから衛星を受注したことはあるが、ASEAN加盟国に提供するのは今回が初めて。

　中国宇宙飛行科学技術グループの運搬ロケット技術研究院によると、「ラオス1号星」は中国が自ら開発した「東方紅」シリーズ衛星の一つで、「長征」シリーズ・ロケットに搭載して打ち上げる予定。また、ラオスでは観測・制御用の地上ステーションやネットワークが整備される見通し。