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上海万博村、低価格マンションの比率が増加
発信時間: 2009-09-25 | チャイナネット

上海万博村はすでに全面的な内装段階に入っており、エコノミーホテル3軒はすでに開業している。万博村内のホテル式マンションと一般マンションも今年11月末には開業する。村内の高級ホテルも来年第1四半期には開業する予定だ。上海万博事務協調局の黄健之・副局長がこのほど、「上海万博第4回出展者会議」で明らかにした。

すでに発表されている計画によると、万博村内の宿泊施設の値段は、位置・階数・向き・サービス・設備によって異なる。ホテル式マンションと一般マンションは広さに応じて賃貸料が決められ、前者は毎月1平方メートル当たり220元から240元、後者は毎月1平方メートル当たり120元から160元となる。高級ホテルとエコノミーホテルは1日ごとに宿泊費が計算され、前者は一泊1600元から2000元、後者は一泊200元から300元となる。

黄副局長によると、万博出展者のニーズに基づき、万博開催側は、万博村内の低価格マンションの比率を大きく高め、マンション利用の申請可能数を適宜に調整し、宿泊ニーズをできるだけ満たせるようにした。同時に、発展途上国の出展スタッフが中国政府の約束に基づいて住宅補助を受けられるようにするための関連規定も制定した。

万博村のほか、万博会場に近いホテル式マンション18軒(3000部屋近く)も、正式出展スタッフの受け入れ施設として指定された。万博開催期間中、正式出展スタッフに対して宿泊サービスを提供する。宿泊価格は、万博村内の同等の施設よりもわずかに低く設定されている。

上海万博宿泊予約センターは、上海市内の宿泊施設の検査を通じて200軒近いホテル(2万部屋近く)を万博指定ホテルとして選出し、契約を結んだ。関連メディアの記者や万博出演者、フォーラムやパビリオンイベントのゲストの宿泊に利用される。万博期間中には「比較的安い」価格が設定されるという。(編集MA)

「人民網日本語版」2009年9月25日

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