今年の国慶節期間の消費市場は活発化し、小売額は大幅な伸びを見せた。商務部のモニタリングデータによると、10月1日~10月8日の国慶節連休期間中の消費財小売総額は約5700億元に達し、一日当たりの平均小売額は前年同期比で約18%増となった。
今年の連休は国慶節と中秋節が重なり、北京、広東、遼寧、河南、雲南などの商店は相次いで割引や値下げ、購入者を対象とした販売促進を行い、購買意欲の向上に力を入れた。国慶節連休期間、貴州、重慶、河南、上海などの重点モニタリング小売企業の売上高は前年同期比でそれぞれ37.6%、32.6%、31%、26.1%増加し、黒竜江、雲南、山西、遼寧なども20%以上の伸びを見せた。
また、各地で「中秋家宴(一家そろっての外食)」や結婚披露宴が盛んに行われ、河北、遼寧、河南などの重点モニタリング飲食企業の売上高は同44.3%、26.5%、21.8%増となった。
国慶節連休期間、全国の食糧価格は安定を維持した。小袋米、小袋小麦粉の販売価格は連休前の週と比べて横ばいだった。食用油価格はおおむね安定し、一部で下落も見られた。また、肉類価格はやや下落、鶏卵は0.1%下落、野菜は小幅下落し、18種類の主要野菜が1.3%下落した。
「チャイナネット」 2009年10月9日 |