ホーム>>経済>>視点
中国とASEAN、関係発展の歴史を振り返る
発信時間: 2009-10-21 | チャイナネット

05年12月の第9回中国・ASEAN首脳会議では、温家宝総理の提言に基づき、従来の重点協力5分野を土台として、交通、エネルギー、文化、観光、公共衛生を新たな重点協力5分野とすることが決定。またASEANは、中国が東部の成長エリアにおける発展パートナーであることを正式に宣言した。

相互利益の協力関係の深化と自由貿易圏建設の緩やかな進展に伴い、05年7月には中国・ASEAN自由貿易圏「貨物貿易協定」が施行され、双方の7千種目を超える製品の関税が引き下げられ、貿易額は増加の一途をたどった。

07年1月14日、双方はフィリピン・セブ島で中国・ASEAN自由貿易圏「サービス貿易協定」に調印し、これにより自由貿易圏の予定通りの全面的な建設に向けて着実な基礎がうち立てられた。

09年8月15日には商務部の陳徳銘部長とASEAN10カ国の経済貿易担当相とが中国・ASEAN自由貿易圏「投資協定」に調印。これにより自由貿易圏の主な協定をめぐる話し合いが完了し、自由貿易圏が2010年に予定通り全面的に完成することがより確実になった。

*シン:「玉偏」に「深」の旁

「人民網日本語版」2009年10月21日

     1   2  


  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国ASEAN自由貿易区、コスト下げ競争力上げる

· 創業板開設 中国で多層的な資本市場が形成へ

· タイ副商務相、「貿易決済に人民元使用を検討」

· 中国の経済発展に関する3つの誤解を解く

· 日本経済に「失われた10年」ふたたび?