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ASEAN首脳会議の3つのキーワード
発信時間: 2009-10-23 | チャイナネット

 【キーワード】235億ドルの通貨スワップ

 CMIの枠組みのもと、2008年末までに中国、日本、韓国、タイ、フィリピン、マレーシア、インドネシアは6つの総額235億ドルの二国間通貨スワップ協定を結んだ。その中には中国側が約束した165億ドルも入っている。すでに「ASEANプラス3」のアジア地域経済政策対話メカニズムは初歩的に形成された。中国は、東アジアの財政・金融協力における支援者であり、推進者の役割を果たす。

 【キーワード】5億ドルの地域投資ファンド

 ASEANプラス3の各国財相は5億ドルの債券保証機構と投資ファンドを創設し、現地通貨建ての債券発行を促進する方向で一致した。これは地域内の企業融資と債券市場の促進に積極的な意義をもつ。

 このほか、ASEAN諸国は長く関心を持ってきた食糧問題やエネルギーの安全問題についても、今回のサミットで話し合われる。薛捍勤ASEAN駐在大使によると、食糧とエネルギーの安全はASEANプラス3が優先して協力しなければならない分野のひとつで、今回のサミットでは各国が食糧とバイオ燃料用作物との間のバランスをとり、エネルギー面での協力をさらに強化していくよう呼びかける声明を発表する見通し。

 一連のサミットで、ASEAN首脳は気候変動に関する声明を通じて、「国連気候変動枠組み条約」の協議への参加の意向を改めて表明する。

 「人民網日本語版」2009年10月23日

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