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「農業はかっこいい」就農する日本の若者たち
発信時間: 2009-10-28 | チャイナネット

宮治さんは養豚業の家に生まれた。同ネットワークの会員には、農業従事者約200人のほか、同じように食糧への危機意識をもつ支援者たちが名を連ねる。

 宮治さんは「農業振興に残された時間は5年しかない」と警告する。生産した農産品は「Refarm」ブランドで消費者に直接販売し、卸しや代理販売のコストを削減するスタイルを打ち出している。

 流行の髪型で澁谷を闊歩し、ツメにはネイルアートが光る今時の「ギャル」も農業に参入した。歌手、音楽プロデューサー、モデルの藤田志穂(24)さんは農業プロジェクト「ノギャル」を立ち上げ、農村で米作りをしたり、自身のブログでトウガンやトマトの栽培の秘訣を伝授したりしている。藤田さんは、若い人がいきなり農業を始めるのは難しいが、若い人の間で農業がブームになれば、日本の農業は完全に変わる。日本には農業が必要だと記している。

 日本の就農人口は高齢化が急速に進む。60歳以上が7割を超え、半数近くが70歳以上、39歳以下はわずか8.5%だ。また全国では約3800万平方キロメートルの耕作地が放置されており、うち88%は持ち主の高齢化が進み、農作業が困難になったため放置されたものだという。

 「人民網日本語版」2009年10月28日

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