博鰲(ボアオ)アジアフォーラムの竜永図秘書長は17日、江蘇省連雲港市の東海で開かれた「シリコン産業ハイレベルフォーラム」に出席し、「中国経済は発展の貴重なチャンスに直面しており、急成長をさらに数十年維持できる。中国のGDPはこの1、2年で日本を超え、米国を超えるのも時間の問題だ」と述べた。
日本が世界第2位の経済大国となってすでに30年近くが経った。1990年代に日本は不景気に陥り、危機の解決方法を見つけられず、その隙にその他の国は日本との経済水準の差を縮めているが、日本の「世界第2位の経済大国」という地位は比較的安定している。
GDPは一国の経済・社会の発展レベルを完全に表すことはできず、中国のGDPが日本に追いついたとしても、科学技術、教育、1人当たり平均収入などの面において、中国と日本の差はまだ非常に大きい。竜永図秘書長が言う「中国のGDPはこの1、2年で日本を超える」は、中国経済の発展に対する一種の肯定と自信である。
日本と比較すると、中国は「目を覚ました巨人」で、「後出の優秀者」であり、近年の経済発展速度は全世界を驚かせている。しかし経済、教育、科学技術、文化など各分野で日本を超えるには、中国はまだ長い道を歩まなければならない。
夜景には、その都市の経済発展のレベルがよく映し出されている。上海と東京の夜景を例に挙げ、中国と日本の経済発展レベルを見てもらいたいと思う。
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