中国自動車工業協会が9日に発表した最新統計によると、今年1-10月の中国国産自動車の生産・販売台数は共に1千万台を突破し、歴史的な記録を打ち立てた。新華網が9日に伝えた。
統計によると、10月期の自動車生産台数・販売台数はそれぞれ125万8千台と122万6300台で、前月より減少したものの、年内で2番目に高い値となった。10月までに、中国の自動車生産・販売台数は8カ月連続で100万台を超えている。
今年1-10月の自動車生産台数は前年同期比36.23%増の1087万3200台、販売台数は同37.71%増の1089万1400台だった。うち、乗用車の生産台数は同42.41%増の812万8600台、販売台数は同45.18%増の819万300台。商用車の生産台数は同20.73%増の274万4600台、販売台数は同19.14%増の270万1100台。
同協会の朱一平・助理秘書長は、「今年、国産自動車の生産台数が1千万台を超えたことは、歴史的な意義を持つ。中国自動車業界の経済効果は今年、引き続き回復を見せており、今年最後の2カ月間、自動車工業は急速な発展を保ち続けると予想される」と述べる。
「人民網日本語版」2009年11月10日