サムスン(中国)投資有限公司はこのほど、今月10日から、2007年6月-08年5月に生産された6タイプの輸入2ドア冷蔵庫を自主回収すると発表した。対象商品の中国での販売数は約3万2千台に上るという。「国際金融報」が伝えた。
対象製品はさきに韓国で爆発事故が起きた製品と同様の構造をもち、霜取りシステム内部でショートが起こる可能性があり、安全性に問題がある。このためサムスンは自主回収を決定し、購入済みの製品については技術者が出張して無料修理を行い、保全用のコードを取り付けるなどの安全対策を取ることにした。
サムスンによると、同社のアフターサービス部門は今後、購入者に早急に連絡を取り、10日から無料出張修理を行う。連絡を迅速にするため、サムスン中国はできるだけ多くの通知方法を使って購入者に通知するとしており、購入時の記録にある購入者連絡先に連絡する、メディアに回収・修理の告知広告を出す、サムスン中国のアフターサービスホットライン(400-810-5858)で問い合わせに応じる、サムスン中国のサイトで関連情報を公開する、などの方法を取るという。
回収・修理の対象となる製品があった場合、サムスン中国のアフターサービス技術者がただちに出張修理を行う予定だ。
「人民網日本語版」2009年11月9日 |