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中国・カザフ国境に欧亜貿易ターミナル建設へ
発信時間: 2009-11-16 | チャイナネット

中国とカザフスタンとの霍爾果斯(コルガス)国境地域における協力を推進する、2009霍爾果斯国際国境協力センターに関するフォーラムがこのほど、新疆ウイグル自治区烏魯木斉(ウルムチ)市で終了した。中国は関連政策を真剣に研究し、調整しており、現時点での最優遇政策を同センターに適用する方針だ。同センターは2010年に両国域内で活動をスタートし、歩調を合わせて活動を進める予定だ。

同センターは両国の経済貿易協力と文化協力に向けた共通認識に基づく国家戦略プロジェクトであり、中国初の国の枠を超えて設置される経済・貿易・投資協力センターでもある。両国の国境を流れる河に沿い、両国にまたがって建設され、専用ルートでつながれ、完全に封鎖された管理が行われる。敷地総面積は5.28平方キロメートル、うち中国側は3.43平方キロメートル、カザフ側は1.85平方キロメートルとなっている。

同センター建設は2006年6月にスタートし、両国は中心運営主体を発足させ、関連のプランの編制を終えた後、提携企業を誘致する段階に進んだ。現在、中国側のインフラ建設は基本的に完了し、年内に封鎖状態での運営スタートが可能であり、2010年下半期には双方同時に封鎖運営を開始できる見込みだ。

関係方面が提供した資料によると、今年9月末現在、同自治区とカザフとの輸出入貿易額は累計438億ドルに達し、年平均成長率は23.7%に達した。カザフは16年連続で新疆最大の貿易相手国となっている。カザフの対中投資プロジェクトは186件に上り、契約額は2億ドルに迫り、実行ベース投資額は4075万ドルで、うち主要なプロジェクトが同自治区に集中している。中国がカザフで行った請け負いプロジェクトと労務協力の売上高は42億ドルに迫る。

「人民網日本語版」2009年11月16日

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