中国アフリカ協力フォーラムの第4回閣僚級会議が11月8日から9日にかけ、エジプトのシャルムエルシェイクで開かれる。会議では2006年中国アフリカ協力フォーラム北京サミットと第3回閣僚級会議後の取り組み状況を評価し、向こう3年の中国とアフリカの協力計画を制定することになっており、これらは中国とアフリカの協力を強化するのに重要な意味を持つと見られている。
中国とアフリカの経済貿易協力は50年以上の検証を経て、「平等互恵、実効追求、形式多様化、共同発展」のもとで強化、発展してきた。2006年11月、中国アフリカ協力フォーラム北京サミットで、中国は協力を全面的に促進するための貿易、投資、人材育成など8項目の措置を発表した。
中国アフリカ協力フォーラム北京サミットが開かれて3年で、中国とアフリカは発展促進、民生改善に着手し、8項目の措置を着実に実施し、経済貿易協力の強化とアフリカ経済・社会の発展に大きく貢献した。中国はアフリカへの援助を2倍にするという目標を達成し、ゼロ関税の対象範囲を拡大し、アフリカに対する債務免除を行い、中国アフリカ発展基金の運営を開始した。また、多くの協力プロジェクトが実施され、竣工し、一部の経済貿易協力区の建設はほぼ完了、病院やマラリア予防治療センター、農業技術モデルセンター、農業学校などの建設支援活動が順調に進められ、中国の青年ボランティアと農業専門家も相前後して現地に入っている。
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