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長吉図先導区、東北地区発展のけん引役に(1)
発信時間: 2009-11-19 | チャイナネット

 

「長吉図開発開放先導区には4つの意味がある。吉林省対外開放の先導区、図們江地域共同開発の先行区、全省発展の先導区、北東アジア地域協力の中心区の4つである」と、吉林省の韓長賦省長は話す。

『計画綱要』では、空間構成、産業発展、インフラ、体制メカニズム、国内協力、国際協力などの面で、長春・吉林・図們江地区の開発開放を推進する具体的な取り決めがされている。長吉図地区の発展基礎と発展動向を十分に把握した上で、2段階の発展目標を打ち出した。その目標の1つは、2012年までに経済総量を2倍にし、2008年の3640億元から7280億元にすること。これを達成するには年平均19%の伸び率を維持する必要がある。もう1つは、2020年までに長吉図地区の経済総量を4倍にすることだ。

長吉図地区の全面発展を促進するため、吉林省内の関連地域も計画を進めている。延辺州は2006年に「延龍図一体化」に着手し、延吉、龍井、図們を一体化させ、一つの資源共有、優位の相互補完、ウィンウィンの地域経済の発展体系を構築し、延吉を中心とする吉林東部の中心都市の建設加速を目指している。交通においては、延吉、龍井の都市間の旅客輸送企業の合併・再編が完了し、都市間の路線バスを開通させた。また金融面では、3市の金融機関が他市の証券の直接流通と市内での決済を実現している。通信においては、3市の固定電話料金の基準を統一化した。

現在、長吉図地区では多くの重点建設プロジェクトが次々と着工している。長春・吉林・図們江を通る約400キロメートルに及ぶ長春-延吉間の高速道路も全面開通しており、長春から延吉までの時間を約3時間短縮することができた。

「チャイナネット」 2009年11月19日

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