ホーム>>経済>>業種動態
中小企業のモバイル情報化推進プロジェクト始動
発信時間: 2009-11-20 | チャイナネット

国内企業を対象とした移動体(モバイル)通信を利用しての情報化推進プロジェクトが19日、北京市でスタートした。今後2年をめどに、全国100都市で1万件を超える普及活動を実施する計画で、中小企業100万社以上を対象に第三世代移動通信規格(3G)の応用研修を無償で提供するほか、携帯電話サイトの設置・委託管理サービスなども提供する予定だ。

工業・情報化部中小企業対外合作協調センターの責任者によると、現在、中国には4200万を超える中小企業があり、全国の企業総数の99%以上を占めている。だが現時点では中小企業の情報化達成率は5%にも満たない。

今回のプロジェクト推進の狙いは、中小企業にモバイルインターネットを普及させること、特に3G商用プラットフォームを普及させ、中小企業の経営管理コストを引き下げることにある。プロジェクトを担当する北京億美軟通科技有限公司の責任者・李岩氏によると、すでにプロジェクト推進に利用するモバイルインターネットの技術プラットフォームと全国規模の普及システムが動き出している。プロジェクトに合わせて開発された中国語環境での携帯電話によるネット接続技術、携帯ネットワークのプラットフォーム建設、サイトの委託管理などのサービスは今後、条件を満たした企業に無償で提供される予定だ。

「人民網日本語版」2009年11月20日

  関連記事

· 中国価格の鉄鉱石契約 ベネズエラ企業と初締結

· 中国経済を牽引する多国籍企業

· 9月まで、中国中小工業企業の生産が10%増

· 1-9月 中国企業の対外投資額330億ドル

· 中日合弁企業 中国高級車市場に「殴り込み」

  同コラムの最新記事

· 11月20日、中国4大証券新聞トップニュース

· 国産大型機 組立て製造センターを浦東に建設へ

· 巨大な市場チャンスを秘めている中国のシルバー観光

· 国家知識産権局、今年707件の特許侵害案件を受理

· 銀聯仕様の円建てデビットカード 日本で初発行