「史上最強」とされる第7回広州モーターショーが23日、広州で開幕した。今回のモーターショー会場の総面積はこれまでで最大となる15万平方メートルで、前回を11%上回る。完成車メーカー約70社、自動車部品と自動車用品メーカー600社余りが出展し、アジア最大規模を誇る東京モーターショーを遥かに超える。また、出展される自動車は720台を超え、世界初公開車、アジア初公開車、中国初公開車は計70車種、コンセプトカーは32台に達する。
注目すべきなのは、ルノー、アストンマーティン、東方乗用車、力帆汽車などが初めてモーターショーに出展することだ。今回のモーターショーを見ると、国内外のほとんどの有名自動車企業の社長が自らブースに応援に駆けつけていることがわかる。次は今回のモーターショーで最も注目を集めている車種である。
日産NUVU(ニューヴ):動くオアシス
日産のコンセプトカー「NUVU」は、今回の広州モーターショーで初めて消費者に公開された。同モデルは未来都市の消費者向けにデザインされたコンパクト型電気自動車のコンセプトカーで、「動くオアシス」と称される。モーターショーの開幕前夜、広州市政府は日産自動車株式会社、東風汽車有限公司と「電気自動車の産業発展を共同推進する覚書」に調印し、今後の電気自動車産業の発展に向けた方針を固めた。
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