『上海証券報』

サービス貿易の中長期発展計画綱要が来年公布の見通し

中国商務部の王超・部長補佐は25日、全国商務関連部門サービス貿易会議の席上で、商務部と関連部門が起草した『サービス貿易の中長期発展計画綱要』はすでに国務院に報告され、来年公布される見通しであることを明かした。また、国務院の承認を得た後、商務部は関連部門と政策の制定を進めるという。

米ドル急落　金価格が再び最高値更新

中国時間25日21時、米ドル指数は74.50を付け、一時74.41付近まで下落し2008年8月来の最安値を更新した。ユーロの対米ドルレートは15カ月来の最高値となる1ユーロ＝1.5093ドルまで上昇。米ドルの対スイスフランレートは一時1ドル＝1.00フランの大台を下回り、0.9993フランまで下落し、2008年4月来の最安値を更新した。

住民消費の拡大、来年の経済活動の重点に

今年1～9月の投資の中国経済成長に対する貢献度は7.3ポイント、消費の貢献度は4ポイントで、内需拡大は経済成長を促す根本的な要素となっている。エコノミストは、投資は速く効果が出るが緊急策ではなく、多くの人口を抱え「世界の大市場」とされる中国にとって、消費の促進は成長の長期的な原動力となるとしている。