さらに、民生の改善を発展の根本的な目的とし、民生の改善と内需拡大の内在的な統一を進め、民生の保障と改革に重視し発展を促し、民生の改善が経済・社会発展の全体を貫くようにし、健全な発展の成果を誰もが共有できる体制・メカニズムを構築する。

内需を拡大し、民生を改善するため、中国はより積極的な就業政策を実施し、あらゆる手段を講じ職位を増やし、財政・税務、金融、産業などの政策を拡大し就業や起業を促進する。また、中国は基本的、広範囲、多層的、持続可能という方針を堅持し、都市部・農村部住民の社会保障体制を整備し、統一化と保障レベルを高める。都市部・農村部住民の最低生活保障制度を改善し、教育や医療などの制度を整備し、高齢者や障害者、孤児、貧困者を助けることを重点とした社会福祉事業を積極的に発展させる。

徐憲平氏によると、中国は今後、資源の節約と環境保護を強化し、経済・社会の持続可能な発展を促すという。

中国の開放型経済のレベル向上について、徐憲平氏は、「中国はより積極的に開放戦略を行い、海外からの中国進出と中国からの対外進出を結びつけ、国内外市場と資源面での飛躍を十分に利用し、対外開放の範囲を拡張していく。また、対外経済体制改革を深化させ、国際収支の調整体制とメカニズムを改善し、対外貿易と外資利用の方法を改善し、人民元の地域化と国際化を積極的に進める」と語った。

「チャイナネット」　2010年1月21日