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中国、10-20年でロンドン抜き国際航運の中心に
発信時間: 2010-02-25 | チャイナネット

(2)内陸部の経済と対外貿易とでダブル牽引

交通運輸部の李盛霖部長はかつて、内河航運の発展を加速することで総合運輸体系の建設を推し進める方針を打ち出した。

中国には延々と続く海岸線があり、港湾の数も多い。特に東西を横断する大河が海に流れ込み、経済的価値の高い河口港を建設するには有利といえる。国際航運センター集散輸送システムの重要な構成部分である内河航運を、港のコンテナ集散輸送の重要手段のひとつとして国際航運センターと結び付けることは国際航運センター建設にとっても重要なことだ。

中国の鉄道距離は今年9万キロ以上に達すると同時に、東西5本、南北7本の高速道路網も形成された。道路、鉄道交通網の発達は広大な内陸部に港や航運センターを建設するのにプラスとなる。世界の航運の中心も世界の経済発展の重心に伴って移行するのが常だ。

昨年、中国はドイツに代わり世界一の輸出大国になった。対外貿易の発展は中国の国際航運センター建設にとって重要な条件といえる。中国の対外貿易の急成長と「世界の工場」の地位が益々強固になるにつれ、中国東部沿海には世界有数の港が多くみられるようになった。

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