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中国、10-20年でロンドン抜き国際航運の中心に
発信時間: 2010-02-25 | チャイナネット

(3)三大国際航運センター建設の推進

国務院は昨年3月25日、「上海における現代サービス業と先進製造業の発展加速および国際金融センターと国際航運センター建設推進に関する意見」を通過した。専門家による国際航運センター建設推進チームが発足され、具体的意見の確認と推進が行われた。今年3月下旬に上海で開催予定の「国際航運上海フォーラム2010―グローバル化時代の国際航運センターの発展」で、上海航運センターの建設戦略について討議される。

上海は国際航運センターの建設計画として、▽07年までに国内貨物の国際経由地▽2010年までにアジア太平洋地域の国際ハブ港▽2015年までにアジア太平洋地域で最も重要な国際ハブ港▽2020年までに世界的な航運センター―を建設するという目標を掲げている。この過程において、洋山深水港や浦東空港、東アジア自由貿易区の建設をはじめ、上海の現代サービス業の発展、上海自由港の建設などが国際航運センターの建設にとって重要な役割を果たす。

上海海事大学の馬碩教授は「上海にはすでにハードパワーの基盤がある。次の段階で上海は、発展の重心と資源の分配を航運サービス、情報、研究、教育などソフトパワーの推進に移行していき、本当の意味での国際航運センターを1日も早く上海に建設する必要がある」と話す。

天津濱海新区も5-6年をめどに中国北部、北東アジア、中央・西アジア北部にまでサービスがおよぶ国際航運センターを建設していく計画だ。大連も「デジタル港」の建設を通じて、東北アジアの航運センターになるべくまい進している。

「人民網日本語版」2010年2月25日

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