姜増偉商務部副部長は北京の記者会見で13日、市場の活性化や消費の促進、流通コストの削減、社会効果と経済効果の向上を目指し、近代的流通システムを構築することを明らかにした。
さらに、「現在、流通システムは経営規模が小さく、ネットワークがなく、市場に秩序の乱れがみられ、効率が悪く、近代化の水準が低いなどの欠点がある。近代的流通システムを構築するのに、卸売りと販売の二つの面から着手し、経営コストを削減し、生産者や経営者、消費者のいずれも利益を享受できるようにしたい」としている。
また、その中で、農産品の流通コストを削減し、工業製品は国内外の2つの市場に合わせること、原料の流通をスムーズに行い、現物と先物市場との関係を密接にすることなどを強調した。
また、同じ記者会見で、姜商務部副部長は、「大陸の海峡両岸関係協会と台湾の海峡交流基金会が1月26日に北京で、専門家会議を開き、経済協力枠組み協定の名称や構造、作業メカニズムなどについて意見を交換し、多くの共通認識に達した。この上で、経済協力枠組み協定の早期締結を実現させたい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年3月13日