工業生産増加率 今年の目標は11%

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発信時間: 2010-03-15 14:28:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第11期全国人民代表大会第3回会議は12日午後、工業構造のグレードアップと中小企業の発展をテーマとする合同記者会見を行った。出席した工業情報化部の李毅中部長によると、今年は経済成長率約8%の達成を目指し、工業システムの分野では工業生産額の増加率目標を11%前後に設定するという。

李部長によると、国際金融危機が発生して以来、中国の工業生産増加率は標準的なV字回復を達成した。現在は緩やかな好転情勢がはっきりとみてとれる。今年1-2月の工業生産増加率は20.7%に達したが、比較の対象となる前年同期の数値が低かったので、この増加率を手放しで喜ぶことはできない。第2四半期(4-6月)、第3四半期(7-9月)以降は、前年同期の数値の上昇に伴って増加率は徐々に鈍化するとみられる。昨年の例を踏まえると、8%前後の経済成長率を達成すれば、工業生産の増加率は約11%になる。

今年の経済業務の中心は構造調整と転換促進だ。李部長の指摘によると、まず必要なことは、投資構造をしっかりと調整すること、特に技術改良の取り組みに力を入れることだ。昨年、中央政府は200億元を拠出して、技術改良プロジェクト4441件を支援した。総投資額は6326億元に上り、「内包式の発展」となった。また投資管理を厳格にし、市場参入基準を引き上げ、産業移転を推進することで、過剰な生産能力を抑制する必要がある。

「人民網日本語版」2010年3月15日

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