米国財務省が15日発表したデータによると、今年1月、中国が保有する米国債は8890億ドルで前月比58億ドル減少したが、中国は引き続き世界最大の対米債権国となった。日本の保有額は3億ドル減少して7654億ドルとなったが、日本も引き続き世界2位の対米債権国となった。その他の主要対米債権国・地域をみると、ブラジルが2億ドル、香港が21億ドル、ロシアが176億ドル、それぞれ保有額を減少させ、英国の保有額は279億ドル増加した。
国務院の温家宝総理は14日に北京で、「米国債は米国国家への信頼を担保とするもので、米国が実際の行動で投資家を安心させてくれることを願う。これは投資家にとってプラスになるだけでなく、米国にとってもプラスになることだ」と強調した。
「人民網日本語版」2010年3月16日