「再製造産業発展の推進に関する指導意見の起草、意見募集はすでに行っており、まもなく関係部門と共同で公布する。全国の再製造産業の健全かつ秩序ある、急速な発展推進を目指す」と、国家発展改革委員会(発改委)・環境資源総合利用司の何炳光氏は取材に対し述べた。
また何炳光氏は次のように話す。中国における再製造業の発展はまだ初期段階にあり、まずは14社の自動車部品の再製造から始め、試行やプロジェクトの支持、政策の研究を通じ、良好なスタートを目指す。その後、再製造産業の発展を国が推進する循環型経済の重要な一部とし、再製造の発展の特徴や中国の国情を考慮し、再製造産業の健全かつ秩序ある発展を目指し、法律や経済、必要な行政手段などを総合的に利用し解決をはかる必要がある。
国家発展改革委員会は全国の循環型経済の総合管理部門として、国務院の要求に基づき、関係部門と共同で再製造産業の発展を推進している。何炳光氏によると、再製造産業の発展を進める上で、主に以下の9点を考慮しているという。
1. マクロ的な指導
2. 計画のリード
3. 試行・模索
4. 政策支持
5. 監督管理の保障
6. 自主革新
7. 基準・参入許可
8. 法規・規範
9. 意識を高め、全国民を動かし、宣伝で大衆の受け入れ能力を高め、社会全体が意欲的に勇気を持って再製造製品を使用できる雰囲気を作る。
「チャイナネット」 2010年3月16日