中国関税総署が10日発表した統計データによると、第1四半期の中国の対外貿易黒字は144.9億ドルで、約八割の減少だったという。
中国は内需の増加のため、石油などの原材料の輸入量を増大させてきた。しかし、3月の輸入スピードは去年同期の輸出スピードより四割余り上回り、貿易黒字は72.4億ドルとなった。これは中国が2004年5月以来連続70カ月間、貿易黒字を転換させたことになった。3月の貿易赤字は主に日本、韓国および台湾との貿易から生じたもの。
「中国国際放送局 日本語部」2010年2010年4月10日