このほど発表された2010年第1四半期(1-3月)の中国経済設備製造業景気指数報告によると、今年第1四半期の同指数は99.4ポイントで前期比0.7ポイント上昇し、3四半期連続での上昇となり、基本的に03-08年の急成長周期の初期の水準(03年上半期の水準)を回復した。同指数は100ポイントを景気・不景気のボーダーラインとする。
経済日報社中国経済産業景気指数研究センターと国家統計局中国経済景気モニタリングセンターが共同で作成した景気指数が20日に発表された。関連の報告書によると、今年第1四半期の設備製造業警告指数は113.3ポイントで前期比20ポイント上昇し、「安全圏」内で引き続き上昇しているという。
ある分析によると、同期の設備製造業景気指数の上昇は▽国内需要市場の回復▽企業の売り上げの継続的で急速な増加と価格の緩やかな上昇▽企業の利益・納税額の継続的で急速な増加▽雇用ニーズの著しい上昇、などによるところが大きいという。
「人民網日本語版」2010年4月21日