中国、何を頼りに世界高速鉄道市場を獲得したのか(1)

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発信時間: 2010-04-22 11:39:48 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国、何を頼りに世界高速鉄道市場を獲得したか

2008年8月1日に開通した中国初の高速鉄道「京津都市間鉄道」

4月16日、中国の胡錦涛国家主席がブラジルを訪問し、ルーラ大統領と会談した後、ルーラ大統領は「中国は鉄道建設でブラジルを支援する」と明かした。その前にも、「中国はブラジルのリオデジャネイロ、サンパウロ、カンピーナスをつなぐ高速鉄道の建設プロジェクトを請け負うことになる」と報じられた。

中国の高速鉄道の営業距離数は世界一を誇り、その技術も世界トップレベルで、米国、ロシア、トルコなどから注目されている。一部の国は高速鉄道の共同建設について中国と話し合いを進めている。

中国の高速鉄道が各国で注目され、世界に導入されるチャンスを得ているのはなぜだろうか。中国工程院会員、高速鉄道分野の専門家である王夢恕氏が語った。

総合技術は日独仏を超える

最高時速350キロの京津(北京-天津)都市間鉄道が2008年8月1日に運転を開始したのに続き、武広旅客専用線(武漢-広州)と鄭西客運専用線(鄭州-西安)も昨年末と今年2月上旬にそれぞれ運転を開始した。また、全長1300キロメートルを超える北京・上海間高速鉄道(京滬旅客専用線)も2011年に開通する。

中国の高速鉄道技術の進歩は世界に驚きを与えている。一部の国は共同建設に関心を寄せるようになった。中国はトルコとベネズエラで高速鉄道の建設を開始したほか、ブラジルやサウジアラビア、ロシアなど7カ国と交渉を進めている。提携方式は技術提供や工事請負いなどがある。そのほか、米カリフォルニア州も中国に高速鉄道建設の支援を要請する意向を示している。報道によると、カリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事は、今年末に中国を訪問し、高速鉄道の建設について協議することを検討しているという。

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