第2回中米戦略経済対話が24日北京で始まった。中国とアメリカは、世界の政治と経済に大きな影響力をもつ国であり、今回の中米戦略・経済対話は国際社会と世界各国のメディアが注目している。
アメリカの米中ビジネス評議会は24日声明を発表し、「この対話は、米中関係における重要な問題を解決するための前向きで、ハイレベルかつ機構横断的な仕組みである。アメリカと中国は地域の安全、エネルギーと環境の分野で貿易と投資を開放し、また、経済の回復に関する政策の調整でさらに協力を行うべきだ」と述べた。
APF通信社の24日の報道によると、アメリカのクリトン国務長官は、「米中はすべての問題で意見が一致するわけではないが、双方は誠意を持ってともに関心をもつ問題を議論している」と述べた。
中国の王岐山副総理は「中米の経済が日に日に緊密となり、切っても切られない関係となっている。両国の経済を更に発展させるため、双方はこの対話を利用して、情勢を見極め、政策を調整する必要がある」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」 2010年5月25日