高度成長期の都市鉄道 関連の投資額は1兆元に

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発信時間: 2010-05-27 13:46:06 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

数日前上海で開催された中国国際鉄道交通展覧会において、発展改革委員会の基礎産業司の李国勇巡視員が明らかにした内容によると、2009年末時点で、都市鉄道の路線運営が行われている都市は10都市、総延長は約940キロメートルとなっている。2010年末には、12都市、約1,400キロメートルとなる予定である。

高度成長期を迎える中国の都市鉄道 関連の投資額は1兆元に

展覧会と同時開催されたサミットフォーラムにおいて李国勇巡視員は、「関連予測に基づくと、十二五(第12次5カ年計画、2011-2015年)末には、中国の都市鉄道交通運営総延長は3,200キロメートルに達する見込みである。これは年間当たり400キロメートル近くの速度で建設が行われていることを意味している。都市鉄道交通の建設資金は1キロメートル当たり4~5億元であることから、これに基づいて計算すると、2015年までのこの分野における投資額は、1兆元に達する見込みである」と述べている。

李国勇巡視員によると、2015年末までには、北京、上海など1千万人以上の人口を抱える巨大都市において、ネットワーク化された運営システムが形成される予定である。両都市とも運営路線は10路線以上、運営総延長は500キロメートル以上となる。都市部人口300万人以上の大型都市では鉄道交通ネットワークの枠組みの初期的な段階が終了する。また一部の都市では、幹線となる路線が重点的に建設される。この時までに、公共交通全体に占める鉄道交通の割合は30~50%に達する見込みである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年5月27日

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