フォーラムで発言する中金公司の哈継銘チーフエコノミスト
中金公司の哈継銘チーフエコノミストは29日、「中国のインフレ傾向はまもなく逆転する。物価上昇の昇余地があるが、年内には逆V字型の動きとなるだろう」との考えを示した。
これは哈継銘氏が、北京国際科学技術産業博覧会の「中国循環経済発展トップフォーラム」でスピーチを行った際に述べたもの。
哈継銘氏はその中で、緊縮政策は観察期に入り、人民元切り上げは延び、利上げが年内に行われない可能性もあると予想。さらに、不動産需要の抑制に関する政策がさらに公布される可能性もあるが、大きな上乗せは難しいとも指摘した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月31日