鳩山由紀夫首相と握手を交す温家宝総理
中国の温家宝総理は31日、東京で鳩山由紀夫首相と会談を行い、新時代における中日関係の発展と重大な国際・地域問題について踏み込んだ意見交換を行った。
温総理は会談で、次のように述べた。中国は平和的発展の道を歩み、調和の取れたアジアの構築に力を入れている。中国は戦略上、日本をパートナーと見ている。日本はライバルでなく、ましてや敵ではない。両国は隣国として、このような意識で互いの発展を見るべきだ。そうすることで平和な共存、世代を越えた友好を実現することができる。
世界経済はゆっくり回復し、国際構造は複雑な変化を遂げている。中日関係の健全で安定した発展を維持することは、双方の利益に適うだけでなく、アジアの発展、世界の調和と持続可能な発展の促進においても重要な意味を持つ。