中日の経済・貿易協力の基礎は固く、相互補完の優位性が際立っている。中日経済ハイレベル対話などのメカニズムを利用し、マクロ経済政策の協調を強化し、協力の発展方向と重点分野を模索・確立する必要がある。新興の戦略的産業を重点的に発展させ、エネルギー環境、グリーン経済、循環型経済などの分野で大型の協力プロジェクトを実施すべきである。
中国は日本企業が対中投資を増やし、研究開発センターを設立し、共同開発と産業の融和をけん引し、より多くの「中小企業産業科技園」を共同建設することを歓迎している。中国政府は実力のある中国企業の対日投資を支持しており、両国政府は両国企業の協力に良好な環境を作る必要がある。双方は両国の食品安全協力枠組協議の締結をきっかけとし、同分野の長期的な協力を推進しなければならない。
鳩山首相は、「上海万博『日本デー』のイベントに参加することを楽しみにしている。上海万博は両国の友好関係を大きく促進することになるだろう」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年5月31日