APEC・アジア太平洋経済協力貿易担当大臣会合が5日と6日、日本の札幌で行われている。中国の陳徳銘商務部長、易小準副部長が中国代表団を率いて参加した。
世界貿易機関のドーハーラウンド交渉について、中国は「ドーハーラウンド交渉で実質的な進展を遂げるため、これまでの成果を大切にし、適切な目標を策定すべきだ。また、先進国はより多くの政治的な誠意を示してほしい」と述べました。
保護貿易主義への反対について、中国は「保護貿易主義は金融危機の発生に拍車をかけ、経済回復の流れを妨げる。世界経済を再びどん底に落とすリスクがある。保護貿易主義に反対することで、APECは世界でモデル的役割を果たすべきだ」と強調した。
APECのボゴール目標について、中国はボゴール目標の審議活動をしっかりと行い、アジア太平洋の貿易と投資の自由化と利便性のレベルを促進することを支持する。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年6月6日