中国商務部の馬秀紅副部長は15日、「国際金融危機の影響を受ける中、中国のサービスアウトソーシング業は成長し、業務内容や委託先国に多様化の動きが見られ、中国のサービスアウトソーシング業は急成長期に入っている」と述べた。
馬副部長は第2回中国国際サービスアウトソーシング取引博覧会の席上で、次のように述べた。
経済のグローバル化の発展と現代の情報技術の応用に伴い、現代サービス業とハイエンド製造業の研究開発の一部移転を特徴とする世界経済の新たな産業移転は、逆転不可能な態勢で発展しており、現代サービス業の発展に力を入れることは、発展途上国が国際競争に参加し、近代化を実現するための重要な戦略的な選択肢だ。次々と現れるサービスモデルの革新は、中国の産業構造の調整、経済発展モデルの転換、大学卒業生の就職促進に新たなきっかけを与える。
中国のサービスアウトソーシング業はまだ始まったばかりだが、発展の潜在力は大きい。中国には人的資源の優位性があり、社会が安定し、インフラが完備され、経済は安定かつ急速に成長し、良好な投資環境を備えている。国内のサービスアウトソーシング業の急速な拡大と国際サービスアウトソーシング業の急速な発展が結びつき、新たな国際競争の優位性が確立されるだろう。