稲盛和夫氏は京セラ・第二電電(現KDDI)という世界500強企業2社の創業者であり、経営の神様と呼ばれている。
13年前、65歳の稲盛氏は第一線を退き、円福寺で得度を受けた。しかし、日本航空(JAL)が破産の危機に陥った後、日航再建に取り組むよう鳩山元首相率いる日本政府から要請され、78歳で再び日航の会長となった。稲盛氏の精神力と責任感は、多くの人からの尊敬を集めている。
稲盛氏がこれまで蓄積した経営理念と13年間の修禅を通じ、日本航空を救うことができるのかには、日本と世界が注目している。再建に向けてどのような方策を準備しているのか、インタビューした。
「人民網日本語版」2010年6月23日