この現象は、私たちの今日の状況とよく似ている。さらに日本の当時を振り返ると、1989年の「バブル経済」の崩壊とともに、日本は一気に10年におよぶ不景気に陥り、企業と国民はこの深刻な結末を受け入れるしかなかった。
私たちが若者に正しい財産観を築くよう呼びかける際、社会から彼らに何か提供できないだろうか?私たちは子供の頃から「労働者は光栄なもの、勤労は美徳だ」と言い聞かされてきた。そして今、現実に「労働者を光栄なものとし、勤労から多くの果実が実る」ことを証明しなければならない。
若者が正しい概念を築く手助けをするだけでなく、労働者を真に豊かにするメカニズムも必要となっている。労働者の給料を引き上げ、若者の起業環境を整え、起業の成功率を高めるなど、若者が労働を通じて富を築けるようにしていかなければらならい。
「人民網日本語版」2010年6月23日