G20首脳会議、胡錦涛主席が3つの提言

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発信時間: 2010-06-28 13:46:23 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 20カ国・地域(G20)首脳会議が27日にカナダ・トロントで開かれ、世界経済情勢、欧州債務危機、「力強く、持続可能で、均衡的な成長」の枠組み、国際金融機関改革、国際貿易、金融規制・監督などが話し合われた。

 胡錦涛国家主席は重要演説「一致協力して未来を共に築く」を行い、「G20加盟国と国際社会の努力の下、世界経済は徐々に回復しているが、その基盤は盤石ではなく、プロセスは不均衡で、大きな不確定性を抱えている。深いレベルでの世界金融危機の影響はなお除去されておらず、世界経済のシステム的・構造的なリスクも依然際立っている」と指摘。世界経済の「力強く、持続可能で、均衡的な成長」の早期実現に向けて、次の3点を提言した。

 (1)G20を世界金融危機に対処するための有効な枠組みから国際経済協力を促進するための主要なプラットフォームへと転換させる。マクロ経済政策の協調を強化し、漸進・互恵の原則に基づいてG20の機構化を推し進め、G20と他の国際機関や多国間枠組みとの関係をしっかりと処理し、国際経済協力と世界経済管理においてG20が核心的役割を発揮できるようにする。

 (2)公平、公正、包含的で、整然とした国際金融の新秩序の構築を加速する。実行・責任追及のしやすさを原則に国際金融規制・監督改革を推進し、実体経済の成長に資する国際金融システムを築き、重要な金融機関や信用評価機関に対する規制・監督を強化する。引き続き国際金融機関改革を推進し、国際通貨基金(IMF)のクータ(出資割当額)の調整を加速し、IMFの組織能力の整備と監督改革を強化する。主要準備通貨の発行国を中心にマクロ経済政策への監督を強化する。

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胡錦涛主席がG20首脳会議に出席、3つの提言

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