5月に入り、関係部門による資源枯渇型都市の「開発可能な鉱物資源がなくなり都市の発展が危機的な局面にある」という難題解決に関する取り組みが加速化の様相を呈している。
待ち望まれていた『資源枯渇型都市の持続可能な発展に関する法』は、国の「十二・五(2011~2015年)」の立法計画に組み込まれ、その策定作業が進んでいる。
法案の策定に携わり、専門家グループのメンバーでもある国家応急専門家グループの王樹義氏は、「法案の策定は遅れているが、その策定作業ですでに一定の進展が見られた。2011年公布の行政法規である『資源枯渇型都市の持続可能な発展に関する条例』が登場し、その後に国の法律となり、実施される可能性が非常に高い」と話す。これにより、立法を通じ、資源枯渇型都市の持続可能な発展を保障するこの世界一般的なやり方は中国で実質的な応用段階に入った。