中国社会科学院研究生院党委員会書記の黄暁勇氏によると、中国には現在、118の資源型都市があり、これらの都市は全666都市の18%を占め、総人口は1億5400万人を有している。
20世紀中期に建設された国有鉱山の3分の2がすでに「高齢期」に入っており、まもなく閉鎖されることになっている。そのうち、50の鉱山都市の開発可能な資源がなくなったことを受け、300万人の従業員が失業し、その家族1000万人の生活にも影響が及んでいる。
中国で、資源型都市は資源枯渇型都市、資源貧弱型都市、資源開発が持続可能な都市の3つに分類されている。資源枯渇型都市は開発可能な鉱物資源がなくなった都市、資源貧弱型都市は減少している都市のことを指すと王樹義氏は説明する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月1日