滬寧都市間高速鉄道は中国の都市が最も密集し、生産力が最も発達し、経済成長が最も力強く、発展が最も活力に満ちた長江デルタの中心地区を横断し、上海、南京と蘇州、無錫、常州、鎮江などの都市の「同城効果」を生み出し、長江デルタの現代化建設をけん引する上で強力なエンジンになると期待されている。
滬寧都市間高速鉄道の開通により、中国の高速鉄道の営業距離は4044キロに達した。うち、時速350キロのものは1995キロで、北京~天津、武漢~広州、鄭州~西安、上海~南京高速鉄道が含まれる。時速250キロのものは2049キロで、合肥~南京、合肥~武漢、石家荘~太原、済南~青島、寧波~台州~温州、温州~福州、福州~厦門、成都~都江堰高速鉄道が含まれる。
これまでに中国で運行を開始した高速鉄道(新規建設高速鉄道と速度引き上げにより時速が200~250キロに達した在来線を含む)はすでに6920キロに達し、中国は世界で最も高速鉄道システム技術を完備し、集積力が強く、営業距離数が長く、運行速度が速く、建設中プロジェクトの規模が大きい国となっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月1日