オーウェン氏はまた、中国が海外のサプライヤーに人民元決済を受け入れさせるには、人民元対米ドル、ユーロ、日本円のレートを切り上げ、人民元保有で為替損失を被らないよう努める必要があると指摘している。
BNPパリバは中国市場の投資判断を「オーバーウェイト」に評価し、中国工商銀行、建設銀行、中国石油天然気(ペトロチャイナ)、中国移動(チャイナモバイル)、中国銀行など時価総額の大きい銘柄に対し楽観的見方を示している。オーウェン氏は、人民元の切り上げは漸進的なものであるため、株式市場への影響は大きくないと予測する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年7月16日