6月の自動車販売は変化が激しく、売れ筋ランキングを見ると、最も大きな変化は、1位を数カ月維持していたBYD・F3が順位を6位に大きく下げたことだ。また先月2位だった上海大衆・朗逸(lavida)はそのまま1位に上がり、6月の販売台数トップの座を獲得した。
6月は自動車販売のオフシーズンだが、今年の売れ行きはまずまずと言える。中国汽車工業協会の統計によると、乗用車の生産台数は104万5300台で前月比1.33%増、前年同期比16.27%増。販売台数は104万2800台で前月比0.04%減、前年同期比19.42%増だった。前月比では減少しているが、過去の6月の水準から言って今年の販売は好調と言える。ただ各メーカーの予測は楽観過ぎで、各地で在庫が増加し、今後大幅値下げが市場の流れとなると見られる。
以下は6月のブランド別販売ランキング
10位:GMビュイック・エクセル
販売台数:1万3000台
販売価格:10.79-11.79万元