中国の民営航空会社、春秋航空は22日、同社初の国際線として上海の浦東国際空港と茨城空港を結ぶチャーター便を28日に就航させることを発表した。航空券とセットで日本観光ツアーも打ち出しており、団体ツアーと個人ツアーのいずれも市場価格より1千元(約1万3千円)から2千元(約2万6千円)安いという。これにより、中国の一般庶民にとって高嶺の花だった日本観光ツアーがより身近になった。香港紙、文匯報が伝えた。
同社が打ち出した日本観光ツアーには2コース設けられている。一つは東京・大阪・京都・富士山を巡る6日間コースで、価格は5849元(約7万5千円)から。もう一つは航空券と個人向け観光査証がセットになった茨城6日間コースで、価格は3899元(約5万円)から。同ツアーはすでに8月中旬まで完売状態となっており、上海の日本観光市場で高い競争力を持っていると見られる。
「人民網日本語版」2010年7月23日