中国醸酒工業協会(China Alcoholic Drinks Industry Association)がこのほど発表したデータによると、2009年、中国のビール生産量は4200万リットルを上回り、8年連続で世界最大のビール生産国となった。「中国経済網」が伝えた。
中国は2002年、米国を抜いて初めて世界1のビール生産国になり、その後もトップの座を保ち続けている。
現在、中国のビール消費量は世界の20%以上を占めており、生産量では世界の30%を占めている。
中国経済網によると、世界の主要ビール製造メーカーは軒並み中国に支社もしくは子会社を設立している。ビール生産量、消費量のどちらをとっても、中国は世界で成長が最も速いビール市場となった。
中国醸酒工業協会の王延才理事長は「中国のビール市場は、消費量では世界各国を明らかに上回っているが、一人あたりの消費量は他国を大きく下回っている。このため、中国のビール市場には、無限の発展の可能性が残されていると言える」と述べる。
「人民網日本語版」2010年7月30日