3.汎珠海デルタ横琴経済協力区
2009年8月14日、国務院は「横琴全体発展計画」の実施を許可し、横琴島を珠海経済特別区の範囲に組み込み、横琴島を徐々に「一国二制度」の下で広東省とマカオ、香港との新たな協力モデル模索のモデルエリアとする。
珠海市横琴島は珠江河口の西岸に位置し、マカオと海を隔てて向かい合った、珠江河口の美しい環境と優れた生態系を持つ海の島だ。横琴の開発建設を加速し、珠海デルタの牽引や香港・マカオへのサービス、率先した発展という役割を発揮させるために、特別に同計画を制定した。計画によると、珠海は横琴の建設用地を集約し、ハイレベルで基点の高い大規模プロジェクトの投資を誘致し、産業発展においてはビジネスサービスやレジャー・観光、科学教育・研究開発、ハイテクの4産業に重点を置く。こうした産業の発展を通じて、CEPAの実施を深化させ、マカオ住民の横琴での投資や就業の条件を生み出し、マカオ経済が適度に多元化するよう促進し、横琴に「四基地一プラットフォーム」、つまり広東省・香港・マカオ地区の地域ビジネスサービス基地、香港・マカオ付属の世界的な観光・レジャー基地、珠江河口西岸の地域的な科学教育・研究開発のプラットフォーム、香港・マカオの優れた郵政を融合させた国際的胚的技術産業基地を建設する。
「人民網日本語版」2010年8月13日