東風汽車株式有限公司は18日、湖北省襄樊市で新エネルギーバスプロジェクトの一環として新エネルギー車産業拠点の定礎式を行った。新拠点は中・西部地区初の大規模な新エネルギーバス拠点となるもので、同公司と湖北省、襄樊市が共同で進める新エネルギーバスの産業化・市場化が重要な段階にさしかかったことを示すものでもある。
東風汽車公司が進める新エネルギー戦略の16プロジェクトの一つとして、東風株式は新エネルギーバスプロジェクトに6億5千万元を投入し、2011年上半期をめどに、新エネルギー車の完成車2千台と車台5千台の生産能力獲得を目指すとしている。
東風株式は05年から実用性に主眼を置いた純電動式自動車の開発を進めており、これまでに12車種を開発した。また06年以降は純電動式大型バス24台による公共交通のモデル運行事業を進めており、1台当たりの走行距離は最長で3万2千キロメートルに達したという。
「人民網日本語版」2010年8月19日